地域・場所で異なる将棋の昇級・昇段規定?
「初段」という響きが気に入ったのか、意味もわからないまま保育園児が初段を目指して将棋の練習をしていますが、将棋の世界では何をもって級を認定しているのでしょうか?
棋士・藤井聡太の将棋トレーニングでは、10級までは各項目を習得すると昇級し、それ以降はレーティング戦でのポイントが昇級・昇段の規定となっています。
「何ができたら何級」というわかりやすい昇級昇段規定があるといいのですが、調べてみるとまちまちで標準的なのは見当たりませんでした。単純に勝率?勝ち数?
(地域の将棋大会「初段位戦で優勝で初段」というのはありましたが…)
3級になるには。1級になるには。初段になるには、それぞれ何か技術的な習得が必要だと思うのですが…。ということで、本屋さん探してみました。
『初段の手筋』
初段を目指している人にわかりやすい将棋の本がありました。
流石に保育園児には早すぎる初段の手筋
棋士・藤井聡太の将棋トレーニングで6級になったばかりの保育園児には早過ぎる将棋の本なのですが、この本に載っている手筋が出来れば初段相当の棋力があるということになります。
もちろん、保育園児の女の子はまだまだ自力では解けません。
漢字も多数でフリガナもないので、読み聞かせ必須の将棋の本です。
1問目からあーでもないこーでもないと悩ませます。
それでも、ページをめくって解説を読み聞かせ。正直、読んでいる私には何のことだかさっぱりわからないのですが、解説図を見て初段の手筋を覚えているようです。
…こーなって、あーなって…。わかった!
長い間(5年位?)使うことになる将棋の本だと思いますが、今はゆっくり読み聞かせて初段の種をまいておきます。
小学6年生になる頃には芽がでてくるといいなぁ。
将棋「初段の常識手筋」 全105問
- 「初段の常識手筋」基本編その1 22問
- 「初段の常識手筋」基本編その2 26問
- 「初段の常識手筋」応用編その1 28問
- 「初段の常識手筋」応用編その2 29問
将棋の本「初段の常識手筋」適正対応年齢
おもちゃなんかは、対応年齢があるのでわかりやすいのですが、将棋の本は外観だけでは全くわからないのが多い印象。
購入して読み聞かせてみた感想として、「初段の手筋」の本は間違いなく保育園児向けではないと思います。小学校高学年や、上級者向けの本です。
級位が上がり初段を見据える頃が適正時期なのではないでしょうか?
ただ、鉄は熱いうちに打てとあるように、初段という響きが気に入った保育園児の様に、やる気を見せている場合は、少し早めに初段の世界をみせてもいいかもしれません。
園児のお気に入りは、第4問の「割り打ちの銀」だったりします。
将棋 初段の常識手筋 園児・低学年向け評価 | |
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ふりがな | なし |
ターゲット | 中級者~上級者 |
難易度 | |
園児・小学生向け? |
※あくまで園児、小学生低学年を対象とした評価です。