5歳の女の子が、将棋をやってみたいと言う事で、おでかけニャー将棋からKUMON NEWスタディ将棋、『棋士・藤井聡太の将棋トレーニング』と進んできましたが、前回で16級に昇級
16級になり、将棋の駒の動かし方、駒の成り方、持ち駒の使い方、反則、駒の価値、駒交換に、十字飛車など大駒の技に続いて詰め将棋、数の攻めを練習しました。
今回は、センポー国のガチガチ横丁に入ります。
これまでは攻めることが主体でしたが、守りの囲いについて学びます。
守りの極意を教わる保育園児
オキョウさんに、守りはまだまだだね!
と、指摘されたので守りの得意なスイゾーさんに、守りの極意を教わります。
- 玉と飛車は近づけてはならない
- 居玉は避ける
- 玉の周りに金銀を配置
これらの守りの極意について今は触り部分だけですが、囲いを学ぶうちに自然とわかるようになるようです。
初めての囲い 舟囲い
将棋は、囲いと呼ばれる玉を守る駒の配置があります。
複数の駒をある程度決められた順番で、決められた場所に動かすことで、駒同士が繋がり簡単には突破されない守りが完成します。
そんな手順を要する囲いを作るなんて、とてもとても5歳の子には無理です
どうやって、泣かせずにすむか考えていましたが
『棋士・藤井聡太の将棋トレーニング』では、囲いの手順を一手一手わかりやすく画面で示してくれて、ちゃんと覚えたかを練習問題で確認できるので、復習しながら舟囲いを覚えてしまいました。

流石にこれは、難しかったでしょ?

?
聡太先生の言う通り、真似して動かしただけだよ?
そういえば、藤井聡太先生が子供の頃通っていた文本子ども将棋教室では、先ず定跡を覚えさせるとありました。
大人が思うより子供にとっては、手順、定跡を覚える事は難しくないのかもしれません。
駒の紐付け
駒の利きを合わせることで、お互いの駒同士が繋がり、取られてもすぐ取り返すことができる強固な守りになります。
初心者のうちは進みたい方に単独で駒を進めたり、相手の駒に単独で守りにいったりしまいがちですが、一つ紐づけるだけで段違いに硬くなります。
紐付けようして、実は繋がっていなかったり微笑ましいものですが、意識して紐付けようと駒を動かすことができるようになりました。
そして、15級に昇級!
囲いの練習 矢倉囲い
矢倉は純文学と言われるように、将棋の囲いにおいて最も代表的な囲いの1つです。
ひとえに矢倉といっても多様な派生矢倉があり、舟囲いとは比べ物にならないくらい大変難しい囲いです。
実際の対局では、相手との駆け引きで囲う手順が変わってさらに難しくなりますが、まずは基本となる手順を覚えます。
舟囲いの時と同じく、藤井聡太先生のお手本を見ながら、2、3手ずつ手順をなぞっていきます。
5歳児でも囲いはできる!?
難しい囲いも覚えて14級に昇級!
これで攻めと守りで、バランスよく対局できるようになりました。
迷うことなく矢倉を組めるようになった5歳の子を見ていると、『棋士・藤井聡太の将棋トレーニング』のすごさがわかります。
本来、囲いとか手数の多いものは、一手ずつ将棋の本と照らし合わせて見比べて確認しながらようやく理解するものですが、画面を見ながら藤井聡太先生のお手本の手順をなぞるだけで覚えてしまいました。
実際の対局で、すぐ使えるかどうかはまた別の話ですが、安定した対局が増えて将来、序盤から大劣勢で泣く可能性が少しでもなくなればと思います。

大会でるー!
心配すぎます…
読ませる将棋本での、大会熱の上昇には注意しましょう><
棋士・藤井聡太の将棋トレーニング 習得ステージ
今回の『棋士・藤井聡太の将棋トレーニング』での練習内容
ガチガチ横丁 | ||||||
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ステージ | サブタイトル | 推奨 | 宝箱 | 対局 | 本/Item | 備考 |
守りの達人!スイゾウ | 16級 | ・玉と飛車は近づけてはいけない ・居玉を避ける ・玉のまわりに金銀を配置する |
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いざ尋常に舟囲い | 16級 | |||||
いざ尋常に駒の紐づけ | 16級 | |||||
駒の紐づけは一蓮托生 | 16級 | 15級昇級 コイン『100』 |
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練習場 | いざ尋常に矢倉囲い | 16級 | ||||
練習場 | 己の力で舟囲い | 16級 | ||||
練習場 | 己の力で矢倉囲い | 15級 | 制限無 | コイン200 | ||
練習場 | 駒の紐づけは二人三脚 | 16級 | ||||
練習場 | 駒の紐づけは四苦八苦 | 15級 | ||||
練習場 | 14級 | 14級昇級 |
今回の将棋の格言・手筋・用語
駒をすぐ取り返せるように駒の利きの範囲に駒を配置すること
最小手数で組める最速の囲い。玉が船に乗っているようにみることから舟囲いと呼ばれるように
将棋4大戦法の一つ。矢倉は純文学と呼ばれ、古くから棋士に好まれてきた囲い。上からの攻めに強く横からの攻めには弱い特徴がある。
玉を「5九」から動かさないままでいること。上部と左右に隙があり非常に危険
棋士・藤井聡太の将棋トレーニング 関連リンク
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