
急に休みになったけど、どこかで大会あるかな?
基本土日は仕事なので、子供を将棋大会に連れていけないことが多いのですが、秋の終わりの祝日が急きょ休みに。参加できそうな将棋大会を探します。
すると、指導対局会がある将棋大会を発見!

この前、二枚落ち失敗したでしょ?
初段になるには必要みたいだからもう一回行くよ?

う…
先日、初めての二枚落ちデビューは負けでしたので、リベンジです。
大仙市民交流将棋大会とは
大仙市民交流将棋大会は、秋田県大仙市の大曲交流センターで行われる将棋大会。前日に大曲エンパイヤホテルで行われる指導講習会、小学生対抗戦や東北将棋大会も併設開催。大仙市では、昨年の第36回竜王戦七番勝負の第6局が開催される運びで、対局こそ実現しませんでしたが藤井聡太竜王を迎えての祝賀会・交流イベントが行われたそうです。
大仙市民交流将棋大会 | |
日時 | 11月 4日(月) 受付9時~ 対局10時開始 |
会場 | 大曲交流センター |
大会要項 | 一般の部 A・B・C・初級クラス 5回戦 点数制 持ち時間: 15分 秒読み : 30秒 |
参加費 | 一般 1,500円 高・大学生 1,000円 中学生以下 500円 (昼食代を含む) |
はじめての大仙市民交流将棋大会
実は、将棋少女初の秋田県大会だったりします。
大曲交流センターのホールには大勢の方々。クラスに分かれてのスイス式5回戦のよう。未だにこのスイス式というのが分かりませんが、「全勝しなければ優勝はない」というのはトーナメント戦と一緒?なのであまり気にしないでといってあります。
持ち時間は15分の秒読み30秒。将棋大会に少しは慣れてれてきたといっても、知らない場所での初対局は緊張します(見ている方も)。初の秋田県での大会と会場で怖くてすみっコで縮まっていると、同じ県からの参加者の方に声をかけていただきました。
どうやらこの大仙市民交流将棋大会(及び東北将棋大会)は東北各県の代表者を招待しているらしく、ホール奥のクラスでは激戦が繰り広げられていた様子。
そんなハイレベルな戦いとかけ離れている将棋少女は、いつものようにあたふたして二歩や成り間違いしそうになっていましたが、お二人に会えて少し落ち着いたようです。
さて、問題は午後の部で起きました。局面は、中盤に入ったばかりでまだまだ先は長い状況ですが、すでに持ち時間は先に使い切り早くも秒読み段階。いつものように、一方的に時間に追われます。
支えとなる経験も閃くような才能もない将棋少女は、道が見えず考えもまとまらず…残り1秒になっても指せないまま時間切れ負け。将棋少女は涙をこらえ俯きます。
周りにいた方が、局面について教えてくれてます。相手の中学生の子も、時間内に着手できなかった将棋少女に優しく接してくれました。
私は、将棋のことはよくわかりませんが、皆さんにとても優しくしていただいた事はわかります。ありがとうございます。

よく大泣きするの我慢したね
でも、もっと泣いてもよかったんだよ

…ぐすっ
大仙市民交流将棋大会 指導対局 二枚落ちに挑戦
初段になるには駒落ちも必要と聞いて、最近勉強を始めたのが二枚落ち。
先日の初めての二枚落ちは、実は反則負けで…。駒落ちなのに反則で負けるとか聞いたことなかったのですが、二歩や成り間違いを多発する将棋少女としては、まぁいつも通りで申し訳ないかぎり。
今日の指導対局は、 高橋佑二郎先生。
最初はオドオドしながら自信なさそうに駒を動かしていましたが、集中モードに。初心者二人が話し合った作戦は、「少しずつ押し上げて、いつかくる勝負手のタイミングを予測する」事。

見てた?!

見てたよ♪
上手にできたね
ついさっきまで泣いていたので、涙の跡を見て緩めてくれたのだと思います。それでも、先生に勝たせてもらったとしても子供にとっては嬉しい瞬間でした。高橋佑二郎先生ありがとうございました。
花火資料館での花火対決
仕事の都合で、残念ながら大仙市民交流将棋大会前日に参加することはできませんでしたが、プロ棋士の佐藤紳哉先生と高橋佑二郎先生の動画が撮影されていたようです。
YouTubeさとしんチャンネルにて公開されているようですので、是非ご覧になってみてくださいとのことでした。
将棋少女と、いつか花火対決に訪れてみたいですね^^
大仙市民交流将棋大会を終えて
今回は、秋田県の大仙市民交流将棋大会に参加してきました。
これまでも対局中にわからなくなって固まってしまって指せなくて時間切れで負けたことは何度もありますが、ここではたくさんの方に応援されました。将棋について何も分からない父親のかわりに、周りの方が優しくフォローしてくださり泣きながらも立ち直れたようです。ありがとうございました。
閉会式では、タイトル戦の誘致のお話であったり女流のタイトル戦等をいつか開催できたらとお話がでていました。熱意が伝わってきて、いつか将棋少女にも観戦させてあげたいと思います。
最後に、閉会式後関係者の方々から嬉しい言葉をいただきます。

また来てね!待ってるよ

はい!
小さい女の子が泣きながら将棋を指していたものですから、孫のようにみてもらっていたのかもしれません。初めての秋田県大会『大仙市民交流将棋大会』は、娘を成長させてくれる大会でした。
またいつか、泣かなくなった将棋少女を連れてきます。その際には、少しだけ成長した姿をお見せできればと存じます。